オクラ
おなじみ八丈オクラです。恐ろしいことにマルチなし。まだまだ花も咲かない。ようやくつぼみが見え始めたくらいでもうしばらくかかりそう。
今週お届けするはずだった小松菜がワンベッド病気で全滅してしまったので高温期の葉物として待ち遠しいかぎりの、つるむらさき。まだじっとしている。もう少しでひょろりとのびてくると思われる。
いんげん。初期はかなりアブラムシが発生してどうなることかと思ったが、意外ととれている。
先に書いた小松菜が全滅したのは白さび病という病気が出たからであるが、無農薬で野菜を栽培するにあたって、全滅するということはめったにないこと。きちんとやるべきことをやるべき季節にやっていれば、必ずある程度は収穫することができる。うちの農業講座の生徒さんには必ず虫食いだったり病気だったりするところを見せて、さらに収穫までこぎつけたところも見せている。専業農家ならまだしも、家庭菜園でナスにアブラムシがついたところでどうということはないのだということをわかってほしいから。さらに毎日ナスに水をあげる必要も全くない。チンゲン菜の苗を購入し、発酵が不十分な乾燥牛糞を入れて、有機入りと書かれた化学肥料を施した土に定植して毎日じょうろで水をやって、病気が出ないようにいろんな効果があるらしい天然成分入りと書かれた化学農薬をスプレーし、虫が出たら天然成分入りと書かれた化学農薬をスプレーして、やっと収穫にこぎつけたチンゲン菜を、有機農業をやっていますと言って近所に配ったり庭先で売ったりする人はたくさんいます。
逸脱して熱くなってしまったので話は戻ります。
最近は雨が少ないのでほとんどの夏野菜は生育がおくれてはいますが、その分雑草の勢いも押さえられて、例年になくきれいな畑をキープできています。キャベツブロッコリーなどの春野菜から、オクラやトマトなどの夏野菜に完全にバトンタッチするまでの数週間、にぎやかで、実際は綱渡りな野菜セットが続きます。
しかしエグザイルの人たちってCMとかだとプロ野球選手かと思うぐらいに棒読みだな。